　７月１１日、１２日（下越のみ１０，１１日）の２日間、４地区大会が開催された。天候も危ぶまれたが、４地区とも天候に恵まれ、順調に消化したもよう。

　総じて団体は、順当な結果といえる。郡市大会で思わぬ結果だった、新潟地区の男子巻西は、優勝を飾った。ただ、初戦で３本目ファイナルで辛勝ということで、プレッシャーがかなりかかっていることが伺われる。男子下越中条、上越鏡が沖は順当。中越は宮内が３年連続の優勝を飾った。決勝戦では個人ベスト８に３本入れた長岡東相手だったが、もう一つ押し切れず、宮内３連覇を阻むことができなかった。新潟地区の白根第一、上越の上教大附属の２校が有力校で姿をけした。男子団体県総体では、巻西、中条、宮内、見附西、長岡東、鏡が沖、吉田（西蒲）と有力校が混沌としている。いずれも実績と互いの勝敗があり、混戦模様。

　女子は下越で木崎がここへ来てそこ力を発揮。１部リーグ進出した加治川は、準決勝で村上第一に敗れ３位に甘んじた。個人戦では加治川が一矢報い、決勝相手村上一に対して優勝を飾った。上越も一部校進出の柏崎第一が順当優勝。２位は上越教育大附属。

中越地区では団体戦は見附勢３チームは順当勝利。順位も郡市の順位そのまま。あとの一つの座席をめぐり、加茂、湯沢、青葉台が競り合ったが、最後に競り勝ったのは加茂だった。全般に中越地区は力をつけてきていて、個人戦では有利と思われていた見附勢が苦戦、もしくは敗退ということになった。見附南の土田・長谷川、見附西の大将以外の２ペアなど、加茂、長岡勢の尻上がりの調子のあげに足をすくわれた。特に長岡東の県選手権二位になった小川（後衛）のストローク力は目をはった。県選手権優勝の磯木・吉岡は、この日うち切れず、調子に乗れず、ベスト８でかろうじて県大会の切符を手にいれた。栖吉の鈴木・風間も春以来の不調を結局ここでも挽回できず、２回戦で姿を消した。

　女子は一部リーグの３チームが中越の見附勢で、そこに新潟地区の巻西が加わり、その４チームを軸に展開していくことと思われる。個人戦も同じような状況。