2002/3月                  
春の全国大会 参加レポート
                                        oya
 
初日は朝出て、6時間半程度で伊勢に到着。中央道経由で名古屋市内で高速がつながったため、伊勢市のサンアリーナで、伊勢選抜と、鳥取選抜と試合を行いました。運のいいことに、鳥取とできたことと、今町中の参加メンバー全員があのメインコートでできたことはとってもよかったです。加えて、試合も全選手が3試合程度試合もでき、たいへん満足のいく練習会になりました。白・太田の調子もあがってきて、なかなか展望もひらける内容でした。四日市に行ってから試合本番参加になる、メンバーも勝ち負けを繰り返しながらも、全ペア勝利をあげました。 前評判の高い優勝候補の鳥取選抜と伊勢選抜と3チームで試合をしました。鳥取には、全中個人チャンピオン後衛がいてさすがに良いボールを打っていました。白・太田(今町)は、好調で、このチャンピオン後衛に1勝1敗でした。高井・西澤(今町)は、ちょっと不調でしたが、後半盛り返しました。金子・塩原(今町)は、鳥取に1勝1敗でした。三本・綿貫。大関ペアは伊勢選抜チームに勝ち越し、鳥取には負け越し。高橋・佐藤は、鳥取にも勝利をあげ、伊勢選抜には全勝。全参加メンバーが3、4試合あこがれのサンアリーナで試合ができたので満足です。宿(二見の松嶋館)入りしてからは、夫婦岩とカエル神社を参拝。 必勝祈願の絵馬も全員で書きました。
 
 
 2日目は二見のコート3面を使って、大阪、山形、高知と試合。都道府県選手を中心に試合を行いましたが、全部の県相手に団体で勝ち越すなど今までにない、好調ぶりをキープ。やっと、もとに戻りつつある感じがしました。その後は、お伊勢参りに行き、伊勢うどんなどを食し、2時間ほどのお参りをすませました。その後、開会式に臨み、ありがたいお話や選手紹介のあと、団体戦の組み合わせ抽選会が行われました。高井が新潟県女子を代表して抽選をひき、32番を当てました。対戦相手はあとからきまり、1回戦は滋賀になりました。団体戦はサブアリーナでの試合になりました。
 
 3日目は朝から大雨、7:00からの練習も思うようにできずに、結局、練習コートまで行ったけれど、そのまま宿に帰り、大会本部の判定待ち。本部の判定は、遅らせても「必ずやる」ということで、とりあえず、会場へ。そこでも雨は本降りで、いったんサンアリーナに避難して、休息&男子の団体戦をしばらく観戦。
 12:00から天候は一気に回復し、午後は晴れに。個人戦スタート。
 
 インドアの男子は、初戦シードで、2回戦からの出場でした。対戦相手は、熊本。1本目に白根第一の牧野・外川が出場。2−2から2−3とリードされ、その後巻き返して、3−3。1ポイントリード後のダブルフォルトから流れが変わり、連続失ポイント。そこから巻き返しできずに、ファイナル敗退。2本目相原・澤野(長岡東)は、相手大将と対決。1−1まで競ったが、ストローク力でまさる相手にペースを作られ、1−4で敗退。2点選手でその時点で終了。3本目には田中・小嶋ペアが控えていた。
 
 女子は、雨はあがったが、前線通過後の強風の中で試合が行われた。金子・塩原は、地元三重矢渕中に1−3で良いプレーも見られたが、敗退。高井・西澤は、強風で思いようにプレーができずに、ファイナル敗退。白・太田は、3回戦まで駒を進めたが、岡山就実に圧倒され敗退。そんな中で、奮起したのが巻西の斉藤・村井ペアで、ベスト16に入った。参加ペア170ペア中なので、結果は後一歩で、入賞ながら立派なもの。途中、就実の3番手を敗る金星をあげた
 
個人戦(男女)結果xls形式
男子団体戦
優勝:岡山 2位:三重 3位:島根 広島
5位:兵庫 北海道 宮崎 福島
 
 4日目
 都道府県女子団体戦は、下馬評通り岡山の圧勝とも言うべき、貫禄勝ちでした。失ゲームも少なく、決勝も4−0、4−0の2−0で終了した。組み合わせの関係で、優勝候補だった、鳥取と岡山が4決めで対戦。中川組を三本目においた、鳥取の作戦だったが、三本目の出場機会なく2−0で敗れてしまった。
 
 新潟の女子団体戦はトーナメント初戦、滋賀に敗退した。白・太田は最初リードしたものの、逆転敗退。高井・西澤は実力を出し切れずに、バランスを崩し、ミスが目立ち敗退。3本目に控えていた、巻西ペアの出番なしで、0−2であえなく終了した。滋賀はその後勝ち進み、ベスト4に入賞した。今回調整がうまくいかず、なかなか本調子(ピーク)をもってくることができず、監督の反省点多い、大会であった
 
男子個人戦は、白根第一中の外川・牧野ベスト16まで勝ち進む健闘を見せました。
上越教育大ペアは初戦惜敗。長岡東ペアと見附西ペアは3回戦まで駒を進めたが、そこで力つきた
 5日目
 四日市にてミズノカップでした。個人戦です。
あいにくの午後からの雨天により、リーグなしのトーナメント戦で実施。全試合七ゲームマッチ。今町中学校からは、3ペア参戦。高井・西澤 白・太田 高橋・佐藤が参加しました。高橋・佐藤は北海道当麻中に競ったが、初戦で敗退。白・太田は、初戦勝利したものの、甘さとミスが出て、2戦目(3回戦)で敗退。高井・西澤は初戦快勝も、次の対戦で、バランスを欠いたペアのプレーでミスが出て、敗退。
 またも、力を出せずにずるずると敗退した感じがした
 
ミズノカップ(個人戦)
 
 
 6日目はジュニア王座決定戦でした。全国から選抜された、学校単位の24チームが参加しました。女子の部に今町中学校も参戦しました。昨日の雨天により、外コートが全コート使えず、ドームで男女とも実施になりました。外コートは研修個人戦が行われました。
 団体の方は最初リーグ戦、その後、トーナメントだったのですが、予選リーグで2位となり結果トーナメントにあがれませんでした。初戦は鳥取日南中、高井・西澤は、相手1番手にG2−1の0−3からの大逆転勝利で、ちょっと光明が見えて、トンネルを抜け出す気配でしたが、白・太田が不調を引きずり、敗退、金子・高橋も力出しきれずに敗退し、結果1−2で敗退。その後熊本鶴城には、相手1ペア欠いている関係で、白・西沢が1勝をあげた時点で勝利確定し、なんとか団体初勝利。なんともはや・・・。
 
 
 個人戦には2ぺア参加。大関・三本は初戦、神奈川伊勢原中に4−0の快勝。その後皇徳寺に3−4の惜しい、ファイナル敗退。綿貫・佐藤も初戦埼玉平野中に4ー0の快勝。その後島根選抜に1−4の敗退。「勝てる試合だった」(綿貫談)
 その後、甲賀(滋賀県)に移動。伊賀町のとなりの忍者の町。そこにある忍術村というところを観光。手裏剣投げや、からくり屋敷を見学しまし
ジュニア王座決定戦
 
7日目
 遠征最終日、滋賀県で近畿1位の甲賀中学校のテニスコートなんと8面で練習試合でした。相手は甲賀、朝桜(滋賀)、当麻(北海道) 新潟から今町、巻西の参加でした。団体戦形式で行って、絶不調の今町でしたが、最終日になんとか光明が見えました。主力2ペアが朝桜には負け越しましたが、他には、ほぼ全勝で、やっと力を少し出してくれました。写真は、甲賀といえば忍者。忍術村という、ほんとにあった、忍者の村を移築して、つくった村で、そこのからくり屋敷の前で撮ったものです。忍者のおにいさんに、屋敷内も案内してもらって、どんでん返しなどをみさせてもらいました。
 
−まとめ−
 今回の都道府県は、平成5年以来の県予選個人戦による選抜チームでの参加になりました。平成6年から団体戦で新潟県は参加になり、昨年まで団体戦での選抜でした。監督は、新潟県連盟により大屋が務めることになりました。監督として、平成5年、8年、10年、11年、12年、13年と参加してきました。平成9年もミズノ杯に行くついでに伊勢に行っているので、6年連続になりました。昨年は、ベスト16で大変くやしい思いをしました。その前の年とさらにその前の年の2年連続3位のあとだったから、勝てる気持ちが強かったせいかもしれません。実力は正直、今回の方がその時(3位)よりもあると感じていました。でも冬の調整がまったくうまくいかなかったこと。特に精神面でのっていけることができなかったこと。さまざまな理由があると思いますが、伸びるべきポイントで、伸びることができませんでした。顧問が、うまくもっていけなかったことが一番の要因ですが、なにより、一人一人の技術よりもペアそれぞれのバランスが崩れてしまったことが痛かったと思います。
 この遠征中、勝利が一番の薬と思っていましたが、本番最初の個人戦が大風で、ペースを作れずに、ずるずるといき、その後の団体戦の惨敗。これで、残りの試合もどうも引きずってしまい、薬になるどころが、毒になってしまった感じがあります。
 良かったのは、今回メインでの試合出場ではなかったメンバーが、練習試合で、県外勢とできたことと、及び個人研修戦の本番で勝利をあげたことは収穫です。そしてなにより、最終日、朝桜には、接戦の末、負け越したものの、朝桜を敗った北海道1位の当麻に圧勝。近畿インドアの甲賀にも3−0の快勝。ペア変えなども試しましたが、いい感じで、最後日、終わることができました。
 選抜チームの難しさもありました。でもまだまだ監督選手ともに不足の部分が多く、反省点の多い1週間でありました。