2003/3/30
全国中学生都道府県対抗ソフトテニス大会
新潟県選手団レポート
新潟県チームは3月25日、13;00頃、男女とも現地到着、女子は佐賀、鳥取、島根と練習試合を行い、男子は伊勢選抜と試合をました。女子の内容は、最初こそ調子があまり出なかったものの、徐々に今までとおなじような調子にもどってきた。その後移動、宿に入ったのが、17;30散歩を兼ねた、小観光は突然の雷雨で中止。翌朝に行きました。その後、夕食。宿舎は相変わらずボリュームたっぷりの夕食だった。
26日は、サンアリーナの大きな体育館で、開会式に参加しました。
組み合わせ抽選では、男子は栃木県と1回戦対戦が決まりました。女子は、1回戦、三重県に決まりました。明日女子は団体戦、男子は個人戦です。
この日、午前中は練習試合を行いました。男子は、高知と徳島、女子は大阪、山形、高知と練習試合を行いました。男子は高知には、勝ち星を多くあげていました。女子も新潟は参加チームの中で一番の勝ち星をあげていました。
新潟県女子団体は、苦しい組み合わせになりました。組み合わせは、開会式後のフリー抽選。
27日 女子団体戦 男子個人戦
【女子団体1回戦】
三重県チームは東海の都道府県チームが集まった東海インドア大会で今大会優勝した愛知県を決勝でやぶり優勝しているチーム。矢淵、有馬中などの、強豪校での編成。かつて、この大会での優勝経験もある伝統県のチーム、ホームであることも相手に有利だった。
志田・渋谷が相手1番手に出場。プレッシャーを感じながらも、自分たちのプレーが出来、先勝。山岸・山岸もそれに続き快勝。なんと2−0で快勝した。三重県も強豪で前評判が高かっただけに、新潟健闘の声が聞こえた。
【女子団体2回戦】
優勝候補の一角、奈良県。大阪の遠征でこてんぱんにやられた相手。近畿インドア個人戦1位の天理西のペアに加え、ペアを崩して、天理西よりも強いペアがもう1ペア。どう考えても勝てる相手ではない、相手だった。苦しい戦いになることが予想されたが、ここにも志田・渋谷が近畿個人1位ペアに快勝。山岸・山岸が、2番手片塩中に快勝し、強豪県を2連覇。大将は3番手に控えていたため、出場機会を与えずに2−0で快勝した。相手が初戦。新潟は、2回目の対戦ということが幸いしたのと、徹底した、前衛の上をつく作戦が効を奏した。
【女子団体3回戦】
優勝候補筆頭で、昨夏(滋賀全中)の全中で2位の主力メンバーが残る、嬉野中中心の佐賀。志田・渋谷が、嬉野の1番手で夏の2年生で全中個人3位の井上・青木を、相手前衛の動きを封じて、ボールをうまく配球し接戦の末やぶった。
続く、山岸・山岸は、相手嬉野2番手(本大会個人戦優勝ペア)に競ったものの2−4で敗退。初登場の金子・塩原に勝負がかかったが、初戦のかたさから、凡ミスが目立ち、後半持ち直したものの、敗退した。勝てる相手だっただけに残念。結果ベスト16となった。強豪の集まるブロックに入りながらの勝利で、健闘と言える。
富山の大会でで勝利した愛知が団体優勝、練習試合でも部がよかった山形が3位、大阪が5位など、今回、入賞の機会は十分あったが、結果以上の戦いを見せ遠征の中でも有効な強化ができたことは今後に大きくつながる成果だったと感じる。
【女子団体詳細結果】
対 三重
志田・渋谷(見附西)C−1山崎・小林(矢渕)
山岸・山岸(巻 西)C−1赤松・疋嶋(矢渕) |
対 奈良
志田・渋谷(見附西)C−2川畑・浦川(天理西)
山岸・山岸(巻 西)C−0栗牧・増田(片塩) |
対 佐賀
志田・渋谷(見附西)C−3青木・井上(嬉野)
山岸・山岸(巻 西)2−4植松・松本(嬉野)
塩原・金子(今 町)2−4大島・植松(嬉野) |
男子個人戦は、真野中ペアは、1回戦で敗退。あとの3ペアは初戦を勝利したものの、次の対戦で敗退した。
喬木・高桑(白根第一)は、初戦(2回戦)山田・若松(福岡長丘中)に4−2で勝利。2回戦山下・中本(広島)に2−4で敗退した。
中嶋・溝落(真野)は初戦(1回戦)緒方・猪上(徳島)と対戦し1−4で敗退。
田中・長谷川(白根第一)は、初戦(2回戦)大越・長野(栃木)と対戦し、4−0勝利、次の3回戦は岡田・福岡(三重)に2−4で敗退した。
市川・平原(上教大附・大潟町)は初戦、山本・藤井(香川)に4−3で勝利、2回戦
丸小・行実(広島)に2−4で敗退。
27日 男子団体戦 女子個人戦
男子団体1回戦 栃木
朝、宿近くのコートで練習して、室内サンアリーナの第2試合目に臨みました。
1本目の対戦、新潟は田中・溝内(白根第一・真野)が出場しました。2−0でリードするも、2−1と挽回されたあと、崩れ、あっという間に、2−3と逆転されました。そこから調子がもどり、ファイナルへ。ファイナルは、2−7でリードを許したまま、敗退しました。
2本目は、市川・高木(上越教育大付属・白根第一)のダブル後衛。最初かたさが目立ったが、2−1とリードするも相手前衛によいプレーをされ、2−2から2−3と逆転されるもそこから粘り強さがでて、追いつき、ファイナル。ファイナルは一時4−0とリードするも、そこから、7−4と連続失ポイントで勝利を逃した。この大会は、初戦から2点先取のため、3本目控えていた、長谷川・中嶋は出場機会なく終了した。
【男子団体詳細結果】
対 栃木
田中・溝内(白根第一・真野) 3−C平山・ 星(大田原)
市川・高木(上教大附・白根第一) 3−C町井・岩波(清原) |
女子個人戦は、天気こそよかったものの、風の大変強い中試合が行われた。インドアで一冬行ってきた中での強風は、新潟県選手に有利になるとは思えなかったが、案の定その通りとなってしまった。
保科・増井(小須戸)は、その中でも、ストローク力があり、外に向いているペアだったが、相手の風に対する対応が、それを優った。相手は風上に行っても、ほとんどミスすることなく、風に乗って、ボールがベースラインぎりぎりに入るショットが何本もあり、苦しんだ。それでもいい試合を行い、2−4で敗退したものの、よい場面を何度も見せてくれた。
金子・塩原(今町)は初戦(1回戦)、大宅・高山(奈良)との対戦だったが、これも風に思うようなプレーができなかったが、なんとかシーソーゲームをする。最後は相手のシュートに押されて、2−4で敗退した。
山岸・山岸は、埼玉の芝東のペアに、良いところ見せられず、0−4敗退。
気を吐いたのが、志田・渋谷(見附西)だった。初戦(2回戦)宇都・阪口(福岡)にC−0勝利、3回戦、府藤・府藤(愛媛)の双子ダブる後衛ペアにC−0快勝。4回戦広部・橋本(福井)にファイナル接戦を落とすまで、風もあまり気にするでもなく、自分たちのプレーでミスの少ない試合を行い、勝ち進んだ。結果、ベスト32だが、上位に食い込める片鱗(へんりん)を見せてくれた。
【全結果詳細は以下アドレスにあります】
都道府県特集ページhttp://www7.plala.or.jp/softteniss/dat/h14todo.htm
上記は中学生顧問のページよりhttp://members.aol.com/oyaoyaoya2/AC.HTM