2017 長崎全中ソフトテニス特集ページ
2017/8/18-20
18日開会式 19日個人戦 20日団体戦
個人戦は男子：幡谷・竹谷（杉戸中）、女子個人戦：奥田・藤原（就実）が優勝。
男子団体優勝は埼玉県杉戸中学校、女子団体は岡山の山陽女子が優勝
団体戦はいずれも昨年に続く２連覇
結果
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┃１┃長崎全中個人戦レポート
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「結果」ベスト４以上
「男子個人戦」
優勝：幡谷・竹谷（埼玉杉戸）
２位：北野・星（福島西郷第一）
３位：大村・田中（大阪上宮）、矢野・濵田（和歌山西和）
「女子個人戦」
優勝：奥田・藤原（岡山就実）
２位：武市・濱島（広島修大附鈴峯）
３位：徳永・井上（岡山山陽女子）、辻・石川（愛知明祥）
男子個人で優勝は、杉戸の幡谷・竹谷ペアは杉戸中の２番手で同チームの
堀内・桑山ペアが１番手で関東大会では同校対決で堀内・桑山ペアがＧ４－０で勝利
しています。
堀内・桑山ペアは４決めで東北１位で出場の２位に入賞の西郷第一中の
北野・星ペアにＧ２－４で敗れてしまいました。
決勝は雁行陣同士の打ち合いになって結果、杉戸の幡谷・竹谷ペアが勝利しました。
注目の都道府県ダブルス１位で優勝候補の一角だった西和中の矢野・濱田ペアは
準決勝で優勝する杉戸の幡谷・竹谷ペアにＧ１－４で敗退、３位でした。
女子個人戦は中国勢の活躍が目立ち、ベスト４に３ペア入りました。
そして、ベスト４にダブル後衛が３ペア入りました。
いずれもカットを多用する中、優勝した奥田・藤原ペアがカットを打つ率が
低く、シュート中心のダブル後衛でした。
２位になった武市・濱島ペアは鈴峯の２番手ですが、中国ブロック個人２位
都道府県でも成績を残しているペアなので、実績は十分あるペアした。
鈴峯の１番手は都道府県ダブルス１位でしたが、ブロック大会で敗退しました。
２回戦で鈴木・石山（巻東）をやぶった後、関東１位の文大附属中の大西・田中
ペアにファイナルで辛勝した後は勢いに乗って決勝まで進出しました。
決勝では中国ブロックと同じ決勝になりましたが、武市・濱島（鈴峯）が
終始、主導権を握っている展開になりました。
武市選手が左利きで濱島選手が右利きで都道府県シングルス１位になった選手です。
二人ともシュートも打てるのですが、サーブカット、ストロークカットを多用してきます。
ところが決勝は、カットを少なめにシュートで攻めてきました。
中国ブロックでは就実がＧ４－０で一蹴した試合でしたが、
全中決勝では鈴峯がＧ３－１でリードします。
そのまま行くかと思われた試合でしたが、そこから鈴峯はカットを使い出します。
意識的なのか無意識なのか？わかりませんでしたが、そこから流れが
変わります。
就実ペアは苦しみながらも追いつき、ファイナルへ。
ファイナルは鈴峯がリードして、就実は苦しい展開でしたが、鈴峯ペアはチャンスを
ものにできずに優勝をゆずる形になってしまいました。
昨年三位になった山陽女子の徳永選手（今年のペアは徳永・井上ペア）は準決勝で奥田
・藤原ペアと対戦。この対戦の徳永選手と藤原選手は小学生時代のペアで３年前の
全小優勝ペアでした。
奇しくも元ペア同士の対戦になりましたが、これは接戦でファイナルの末、藤原ペア
が勝利しました。
＊女子個人戦決勝戦の模様は野口先生に実況解説していただいたので、ＤＶＤに
収録させていただきます。
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┃１┃長崎全中団体戦レポート
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男子優勝は埼玉県杉戸中学校、女子は岡山の山陽女子が優勝しました。
いずれも昨年の石川全中での優勝校で、予選のブロック予選でも１位で通過して
きたので、ともに第一シードでも優勝でした。
男子の準優勝は芝東中で、決勝戦は埼玉同士の対戦となりましたし、女子は
決勝は昨年と同じ対戦となった鈴峯対山陽女子でした。
女子はとにかく、都道府県対抗大会当時から続いている中国ブロックの
強さが目立つ大会になりました。
個人戦でも上位を中国ブロックが占め、団体でも１，２位が中国ブロックでした。
ですが、山陽女子は楽に優勝したわけではありませんでした。
都道府県対抗当時は、岡山は今回個人戦優勝した就実と山陽女子の連合チーム
で団体戦に臨みましたが、東京に３回戦で惜敗しています。
鈴峯中心の広島は準優勝で、個人戦でもダブルスとシングルスで優勝するなど
今回も優勝候補筆頭と思われていました。
ですが、ブロック大会では山陽女子が優勝しました。
その一因は山陽女子に昨年全国小学生大会で女子個人戦優勝した兵庫の
松岡選手（中１）が加入したことが大きいと思います。
長崎全中でも決勝を含め全勝で、優勝に大きく貢献しました。
徳永・井上ペアの大将ペアとの二本柱で勝ち進むわけですが、大きなピンチが
４決めで訪れます。
杉戸中との対戦です。
２面展開でスタートした女子団体戦の杉戸中対山陽女子の試合は、２本目が
G４－２で２番手が出場した杉戸が先勝します。
３本目が空いたコートでスタートした時点で１本目はG２－２で接戦が続いていました。
１本目、山陽女子は徳永・井上ペアで大将ペア、杉戸も青木・竹谷ペアの大将ペア
２本目が杉戸が先勝したために、ここで杉戸が勝てば団体戦勝利となります。
１本目の５ゲーム目、山陽女子の後衛の徳永選手が足に故障してタイムを取ります。
その間に前述の松岡選手が出た山陽女子があっという間にG３－０と先行し、流れは
１－１になって、１本目の勝敗が団体の勝敗を分けるかたちになってきます。
タイムがあけてすぐに、杉戸がポイントをとって、G３－２とリードします。
そして、６ゲーム目、G２－３で負けている山陽女子の徳永・井上ペアは、ミスも
あってポイント０－３となります。
トリプルマッチポイントです。
ここで徳永選手は一切攻めをやめて、ロブ中心の守りのテニスをします。
杉戸も攻めきれずに、３本のマッチポイントを攻めきれません。
なんと、ジュースに持ち込み、このゲームを山陽女子は逆転で取ってしまい、
その後のファイナルで杉戸を下し、山陽女子最大のピンチを切り抜けたのです。
杉戸は、このチャンスをものにしていたら、男女アベック優勝というのもあった
かもしれないのです。
男子の杉戸中は、昨年の優勝メンバーが８人中５人残っていて、都道府県和歌山
優勝の中心メンバーのいる和歌山西和中、昨年全中３位で１ペア抜けただけの
大阪昇陽中などとともに優勝候補でした。
杉戸中は前日の男子個人戦でも幡谷・竹谷ペアが優勝していますが、関東個人１位で
出場してきた杉戸中の堀内・桑山ペアが大将としていて、この２本柱で
団体戦をものにしてきたのです。
接戦が予想された上宮と杉戸の対戦も、杉戸の３番手はＧ０－４で敗退も、杉戸の
１，２番手はＧ４－１、Ｇ４－０で快勝しています。
決勝の芝東とは、杉戸は同県ということもあって何度か対戦も一度も負けたこと
の無い相手で、これも快勝で終わった。
展望
【男子団体戦】
男子団体戦の第一シード、埼玉の杉戸中は昨年の団体優勝校です。
昨年のメンバー８人中５人が残っています。
2017.3の都道府県対抗大会ダブルスでも３位に入ったエースペアがいます。
杉戸とベスト４決めで当たるのが大阪の上宮中、歴代の優勝校であり、昨年
全中団体戦三位で、奇しくも杉戸と準決勝で対戦して敗れています。
上宮にはアンダー１４に４ペア入っていて、杉戸と上宮はともに優勝候補
と言えます。
右上の近畿１位の西和中のエースペアは都道府県対抗ダブルスで優勝
団体でも和歌山を優勝に導いています。アンダーの選手も３人います。
左下の北信越１位福井の成和（せいわ）中にも注目です。
昨年も全中で団体ベスト８、アンダー１４に入っているエースが残っています。
【女子団体戦】
男女ともに第一シードは昨年優勝校になりました。
昨年優勝の岡山の山陽女子が中国ブロック１位で上がってきて
第一シードとなりました。
今回、昨年につづき中国ブロックのレベルの高さが目立ちます。
中国３位の鈴峯中は、春の都道府県対抗大会でダブルス１位
シングルス１位、アンダー１４入り３人、団体もこの主力メンバーで
都道府県２位の好成績をあげました。
その鈴峯のブロックに近畿１位の大阪の昇陽中がいます。
そのメンバーで都道府県団体で３位、ダブルスでも３位に入賞ペア
がいて、さらにアンダー１４に４人送り込んでいます。
優勝候補同士の対戦がベスト４決めで見られるかもしれません。
公式ＨＰ
「各ブロック大会の結果」
北海道大会
関東ブロック大会 ６日、７日 山梨
北信越大会結果 終了 長野市
東北大会 ８／８日～ 青森
近畿大会 ８／８日～ 京都
河内ソフトテニス
東海大会 ８／７日～ 静岡
愛知県ＨＰ
静岡中体連
中国ブロック大会 ８／７～ 島根県
四国ブロック大会 ８／５日～ 高知
九州ブロック大会 ８／９～ 熊本
【スクールＨＰ】２０１４～２０１７全中DVD、都道府県対抗大会DVDを販売中
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